はじめに
ベトナムのホーチミン市は、近年急速に発展し、多くの観光客やビジネスマンが訪れる人気の都市となりました。ホーチミンで一際目立つのが、ランドマークとしてそびえ立つ「VINCOM LANDMARK 81ビンコムランドマーク」です。
今回は、このタワー内にある「VINPEARL LANDMARK 81 AUTOGRAPH COLLECTION ヴィンパール オートグラフコレクション」に家族で宿泊したのでレポします。このホテルは、豪華さと快適さを兼ね備えた最高の滞在先であり、一度訪れれば忘れられない思い出となるでしょう。本記事では、ホーチミン在住の私が、このホテルの魅力を余すところなく紹介します。
圧巻のランドマーク81タワー
ホーチミン市の中心に位置するランドマーク81タワーは、高さ461.3mで、東南アジアで最も高いビルの一つです。この壮大な建物は、ビジネス、ショッピング、エンターテインメントが一体となった複合施設となっています。ランドマーク81の中にあるホテルが「VINPEARL LANDMARK 81, AUTOGRAPH COLLECTION」です。48階からがホテルになっているので、高層階が好きな方には最高のホテルと言えます。
アクセス
ランドマーク81があるビンホームズエリアは、日本人も多く住むレジデンスがあり、広大な緑の公園、ビンホームズセントラルパークが目の前にあります。このエリアは、ホーチミンの中心部の商業エリアと、欧米人が多くお洒落なお店が多いタオディエンの中間地点。ホーチミンのタンソンニャット空港からランドマーク81までは、車で約30分です。
エントランス
1階のエントランスにセキュリティーの人がいます。ホテルのロビーは48階なので、セキュリティの方がエレベーターに案内してくれます。
ランドマーク81にはショッピングモールやオフィス、展望台などがあります。車が到着する位置によっては、ホテルのエントランスが少し分かりにくいかもしれません。「
「AUTOGRAPH COLLECTION」と書かれているホテルのサインを見つけましょう。
チェックイン
48階のホテルロビーでチェックイン。レセプションエリアは天井が高くて開放感がありますが、座れるソファや椅子が少ないです。幸い、チェックインに時間はかかりませんでしたけど、チェックインカウンターで立ったまま、ウェルカムドリンクをいただきました。
私はマリオットボンヴォイカードのプラチナエリート会員で、今回はポイントで宿泊しました。お部屋はワンランク上のパノラミックビューのお部屋にアップグレードしていただけました。
ウェルカムギフトで1000ポイントをいただきましたが、
ベトナムコーヒーもいただけました。
豪華で快適な客室
今回宿泊したのは、Premier room, Panoramic viewプレミアルーム、パノラミックビューのキングサイズベッドのお部屋です。マリオットボンヴォイで予約した時は一番安いプレミアルームを予約しましたが、アップグレードしていただけました。お部屋のサイズは36m2で、夫婦と6歳の子供の3人ではちょうど良いスペースと思います。
モダンで洗練されたデザイン
ホテルの客室は、モダンで洗練されたデザインが特徴です。落ち着いたインテリアに、高品質な家具と最新の設備が整っており、訪れる人々を快適に迎え入れます。特に、床から天井まで広がる大きな窓からは、ホーチミン市の美しい夜景を一望することができます。
充実したアメニティ
お部屋には、快適な滞在をサポートするための充実したアメニティが揃っています。高速Wi-Fi、大画面テレビ、ミニバー、まるで自宅にいるかのような快適さを提供します。ベトナムコーヒーやベトナムのビールが備えられていました。比較的新しいホテルなのでお部屋の設備で壊れているところもなく、水回りもお掃除が行き届いていて清潔でした。
清潔なバスルーム
バスルームは、バスタブとシャワーがあります。バスタブはフランス人の夫と息子が入っても余裕があるくらいの広さでした。シャワーの水圧も問題なく、排水もスムーズでした。(ベトナムあるあるの一つですが、排水の流れが悪いところもあるので、スムーズな流れは重要です)
グルメ体験:五感を満たすレストラン
オールデイダイニング「Oriental Pearl Restaurant」での朝食
66階にある「Oriental Pearl Restaurant」では、ベトナムの伝統料理から国際色豊かなメニューまで、幅広い料理が楽しめます。ベトナムの代表的な朝食といえば、フォーやお粥。その場で調理してくれるので、新鮮な地元のハーブと一緒に是非食べていただきたいです。朝食ビュッフェはパンの種類も充実していました。
ホテルスタッフは、子供に優しくて親切でした。子供に話しかけて子供の注意を引いてくれました。ベトナム人は子供や年配者を大事にする習慣があるので、気遣いをしてくださいます。
子供の朝食にはパンケーキ、シリアル、ドーナツ、ヨーグルトなどがあり、息子はパンケーキにヌテラを塗っていただきました。ベトナムは南国フルーツも豊富なので、フレッシュフルーツジュースも美味しかったです。
クラブラウンジ
クラブラウンジを利用できるのは、クラブラウンジアクセス付きの宿泊者と、マリオット会員のアンバサダー、チタン、プラチナです。
クラブラウンジでは、ホーチミンの美しい夜景をバックに、カクテルやワインを楽しむことができます。特に夕暮れ時には、ロマンチックな雰囲気が漂い、特別なひとときを過ごすのに最適です。
私たちはクラブラウンジに子連れで行きました。通常、クラブラウンジは、お酒がサーブされる時間は12歳以下の子供は入れない場合がほとんどです。しかし、子供を一人で部屋に置いておくわけにはいかないし、かといって誰かが見てくれるわけではないので、クラブラウンジの方に相談したら、子連れを受け入れていただけました。幸い、ラウンジは空いていましたが「静かにできるなら特別に」ということでしたので、子連れが可能かどうかは、時と場合によるかもですが。。。角の席で、息子はiPadでお絵描きしたり、Netflix見たりして過ごしました。
ラウンジで提供される軽食は、ビュッフェ形式で、種類も多くありました。デザートも豊富にあり、充分にディナーの代わりになりました。
リラクゼーションとフィットネス
スパ&ウェルネスセンター
ホテル内には、贅沢なスパ&ウェルネスセンターがあります。プロフェッショナルなセラピストによるマッサージやトリートメントで、日々の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュすることができます。子連れではスパを利用できずでしたが、スパ内にはサウナがあるので、旅の疲れを癒すことができるでしょう。
スイミングプール
ホテルのスイミングプールは、47階にあります。常夏のホーチミンでは、一年を通してプールで泳ぐことが可能です。高層階にプールがあるレジデンスも多いですが、ここまで高い位置にプールがあるところは珍しいと思います。
インフィニティープールは眼下のホーチミンの景色を見ながらくつろげます。プールの広さは、それほど大きくはないですが、充分泳げる広さです。プールの上には屋根がないので、日差しが強く当たります。
プールサイドにはプールバー、サンベット、椅子とテーブルがあります。プールに入らずに、のんびりとホーチミンの景色を堪能するにも良いでしょう。
子供用のプールがないので、小さな子供は親と一緒にプールに入るしかないです。
フィットネスセンター
また、フィットネスセンターも充実しています。最新のトレーニング機器が揃っており、旅行中でも日常のエクササイズを欠かさず行うことができます。今回は利用しませんでした。
周辺観光スポット
ビンコムセンター
ホテルの下には、ホーチミン市最大級のショッピングモール「ビンコムセンター」があります。ユニクロやGAPなど、最新のファッションブランドやおしゃれなカフェ、レストランなど、多彩なショップが揃っており、一日中楽しむことができます。ローカルのスーパーマーケット「VinMart」があり、ベトナム土産を買うのに便利。子供のプレイグラウンドもあります。
ビンホームズ・セントラルパーク
ビンホームズ・セントラルパークは、緑豊かな広大な公園。朝夕の涼しい時には、ジョギングをしている人が多いです。川沿いの景色を眺めながら走ることができます。ビンホームズを選ぶ在住者は、この公園に惹かれて決めたという人も少なくありません。
VINPEARL LANDMARK 81, オートグラフコレクションには、キッズクラブや子供が遊べるような施設がありません。ですが、ビンホームズ・セントラルパークは子供の遊具が充実していて、幼児から小学生くらいまでの子供は楽しめます。小さな日本庭園もあり、ゆっくりと散歩するのも良いでしょう。芝生に寝転がったり、ピクニックをしたりする家族連れも多く、週末は特に混雑します。
夜には、ライトアップされ、公園内も一層ロマンチックに映えます。
天空のカフェBlank Lounge Landmark
75階にはBlank Lounge Landmarkという展望カフェがあります。48階のホテルロビーのエレベーターで75階に行けます。正直、宿泊していた部屋でも十分な高さがあり、景色もそれほど変わりませんが、話のネタに行ってみても良いでしょう。
展望台
ランドマーク81には展望スペースがあります。79 階から81階が展望台で、コーヒーラウンジや、バーチャルリアリティゲームが体験できるアトラクションがあります。81 階には、地上 383 メートルの空気と風を感じることができるオープン エア テラス「スカイタッチ」があります。この屋外テラスは、世界で 5 番目に高い屋外展望台だそうです。
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まとめ:VINPEARL LANDMARK 81, オートグラフコレクションでの滞在がもたらす特別な体験
VINPEARL LANDMARK 81, オートグラフコレクションでの滞在は、まさに贅沢なひとときを過ごすための最高の選択です。ホテル内には子供が遊べる場所はないですが、家族で豪華な客室、充実した施設、美味しい食事、そしてホーチミン市の美しい景色を満喫できるこのホテルは、一度訪れれば忘れられない思い出となることでしょう。ベトナム・ホーチミンを訪れる際には、ぜひこのホテルでの滞在を検討してみてください。あなたの旅が、より一層特別なものになること間違いありません。
コメント
コメント一覧 (3件)
初めまして、年内のどこかでこちらのホテルの宿泊を計画している鷹の目と申します。
ホテルに問い合わせを行ったところNGという回答をもらってはいるのですが、子連れでのラウンジ利用を相談したら可能だったという記事の内容をみてコメントさせていただきました。
入れなければ、他で食事をすればいいかなと思っていますが、相談すれば大丈夫そうな感じであるとか、こう言うと良そうなど感想があれば、教えていただけないでしょうか。
鷹の目様
コメントありがとうございます。当時6歳の子ども家族3人で利用しました。ラウンジタイムが始まる時間より少し早めに行ったこともあり、ほとんど人がいなくて、他に子どもをみてくれる人もおらず、家族での滞在なので一緒にラウンジを利用したい旨を伝えました。乳幼児の場合はぐずったりすることが予想されるので、子どもが周りの迷惑になるようなことがあれば退出しますということも伝えると良いかも知れません。私たちは頭ごなしに断られることはなく、割とすんなりとOKしていただけました。他のマリオット系列も利用したこともありますが、全てのホテルが子どもダメということではなかったです。子連れでのラウンジ利用ができますよう、そして素敵な滞在になりますように。
返信ありがとうございました。
下の子は、絶賛イヤイヤ期の2歳児なので厳しそうですが、カクテルタイム始まる前に入って、迷惑かかる状況なら退出するということを伝えて交渉してみます。タブレットで間を持たせられるのも1時間くらいなので、あまり期待せず、軽く飲めたらいいなという気持ちでトライを検討してみます。