初めてのインドeビザ申請ガイド—申請方法と注意点

インドeビザ申請ガイド、申請方法と注意点

(スポンサーリンク)

こんにちは、マダムKです。

この記事を読まれているということは、インド旅行を計画されている方だと思います。

インドに行くには、ビザの取得が必要です。

最近では、オンラインで簡単に申請できる「eVISA」が普及しており、初めてインドに行く方でも手軽に取得できるようになりました。

しかし、eビザの申請には多くの情報を入力しなければならず、実際やってみて本当に面倒でした。

eビザを申請する前に、注意点をおさえて、しっかり準備しておくとスムーズに行くと思います。この記事では、初めてのインドeVISA取得に役立つ詳しい申請方法と、実際の体験談を交えてご紹介します。

目次

(スポンサーリンク)

インドeVISAとは?

インドeVISAは、インドへの観光、ビジネス、医療目的で短期滞在を希望する外国人向けにオンラインで取得できる電子ビザです。

大使館や領事館に直接足を運ぶ必要はなく、自宅からインターネットを通じて申請が完了します。

取得可能なビザの種類

インドeVISAにはいくつか種類があります。観光ビザ、ビジネスミーティングや取引を行う場合に必要なビジネスビザ、インドで医療を受けるための医療eVISAなど、9つの選択肢がありました。

自分の旅行目的に合ったビザを選びましょう。

eTourist Visa(for 30 Days)
eTourist Visa(for 1 Year)
eTourist Visa(for 5 Years)
eMEDICAL VISA
eBUSINESS VISA
eCONFERENCE Visa
eMEDICAL ATTENDANT VISA
e-Ayush Visa
e-Ayush Attendant

長期にわたる滞在ではなく、30日以内の通常の観光であれば、一番上のeTourist Visa(for 30 Days)を選びます。私は10日間の滞在にあたり、eVisaを取得したので、これからその申請手順を解説していきます。

インドeツーリストビザの申請手順

今回は、私が取得したeTourist Visa(for 30 Days)、30日までの滞在が可能なeツーリストビザのオンライン申請方法を解説します。インドeVISAの申請は、インド政府の公式サイトで行います。https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html 

このサイトは英語のみです。

eVISA申請のための準備

サイトに行く前に、準備が大事です。

写真データの準備

手元に、パスポートと顔写真のデータ、パスポートの顔写真のページのデータを用意します。それぞれ、写真のサイズが決められています。証明写真のデータがあると便利です。自分の写真がなければ、まずは自分の写真をスマホで撮影するか、どなたかに撮影してもらいましょう。

顔写真のデータ:背景は白の写真。画像形式はJPG。サイズは350px✖️350px、10KB〜1MB
パスポート顔写真ページのデータ:画像形式はPDF。サイズ300KB以下

私はCANVAを使ってサイズを調整しました。また、無料で簡単にリサイズやファイル形式を変更出来るサイトもあるので利用しましょう。

入力情報の準備

・滞在先のホテルの名前、住所、電話番号
・両親の出生地(知らない場合は、あらかじめご両親に聞いておきましょう)

WEBブラウザ

eビザ申請はスマホではなく、パソコンを使用することをお勧めします。
ソフトウェアはアップデートして、Safariではなく、Google Chromeがお勧めです。

公式サイトにアクセス

eビザ申請の準備ができたら、インド政府のeビザ申請ページ(https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html)にアクセスします。

偽サイトもあるので気をつけましょう

偽サイトは取得費用が100ドルくらいします。夫が申請しようとしていたサイトは偽サイトでした。笑

必ず、インド政府のeビザ申請ページ(https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html)からアクセスしてください。

ここで下の方の「Apply here for e-Visa」というボタンをクリックし、申請を開始します。

申請書入力 

これから申請書を1ページずつ解説して行きます。中学生程度の英語なので、プルダウンの選択肢もあるので、それほど難しくありません。

項目が多いですが、一つずつ順番に入力していけば良いので、焦らず進みましょう。

1ページ目(個人情報)

1ページ目の申請フォームでは、国籍、パスポートの種類、到着空港、メールアドレス、ビザの種類を入力します。

2ページ目(個人情報詳細)

2ページ目の申請書には、申請者の名前、生年月日、出生地、宗教などを入力します。

   *Have you lived for at least two years in the country where you are applying visa?
ビザを申請する国に少なくとも2年間住んでいましたか?  YesまたはNoにチェックを入れましょう。

このまま進むのが怖かったので、私はここで保存して一旦終了しました。続けられる方は「Save and Continue」で先へ進みましょう。ですが、一度保存しておくと、これまでの入力情報が消えないので安心と思います。

「Save and Temporarily Exit」一時保存で終了をクリックすると、その後、以下のようなメールが届きます。

Temporary Application IDをコピーして、メールにあるリンクからビザ申請のウェブサイトに行きます。

サイトの下部分にあるComplete Partially Filled Application Formから申請を続けましょ

まだ続きます

3ページ目(住所、両親について)

3ページ目は、申請者の現住所、本籍地、申請者の父親と母親の情報などを入力します。

最後の質問、「Were your Parents/Grandparents (paternal/maternal) Pakistan Nationals or Belong to Pakistan held area.」は、あなたの両親/祖父母(父方/母方)はパキスタン国籍ですか、それともパキスタン統治地域にいますか。という質問で、Yes、Noにチェックします。

4ページ目(インド滞在について)

4ページ目はインド入国についてです。
訪問する都市は一つだけでOK。
ツアー会社を通じてホテルを予約している場合は、ツアー会社の名前やホテル名を記載する必要があります。

SAARCというのは南アジア地域協力連合で、インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタンのことです。過去3年間に、これらの国に行ったことがある場合はYesにチェックしましょう。

5ページ目(犯罪歴)

5ページ目は、6つの質問に答えて、最後に、自分が提示した情報が正しく、虚偽がないことを宣言するということで、チェックします。

入力はこれで終わり。次は画像です。

6ページ目(顔写真のアップロード)

6ページ目は、画像のアップロードです。準備した顔写真をアップロードします。

写真仕様
・形式:JPEG
・サイズ:最小 10KB、最大 1MB
・350 px (幅) x 350 px (高さ)以上
・最近の正面の写真を申請者がアップロード
・パスポート画像をトリミングして使用しないでください。背景は白または明るい色で、鮮明な正面写真をアップロードしてください。
アップロードした写真が鮮明でなく、規定どおりでない場合、申請は拒否される可能性があります。

choose fileからパソコン内の画像ファイルを選択して、アップロードしてください。

7ページ目(パスポート写真のアップロード)

7ページ目は、パスポート写真のアップロードです。注意書きを良く読んで、写真をアップロードしたら下のチェックを入れてconfirmをクリック。

1.申請者がアップロードする名刺、招待状などのすべての文書は英語でなければなりません。英語でない場合、電子ビザ申請は却下される可能性があります。
2. ファイル形式はPDF
3. 最小サイズは10KB
4. 最大は300KB
5. パスポートのアップロード – 申請者の生年月日、国籍、有効期限などの個人情報が記載されているパスポートの写真ページをアップロード。
6. アップロードするパスポートの写真ページは、パスポートの詳細情報が記載されているパスポートと同じである必要があります。
7. アップロードしたものが明確でなく、規定どおりでない場合、申請は却下される可能性があります。

8ページ目(確認)

これまで入力した情報を確認して、間違いがなければ一番下の「Verify and Continue」をクリック。

私は、全て入力が終わって「これで完了!」と送信した瞬間、エラーが出てしまったのです。次は支払い画面に行くはずなのに、画像のようなエラー画面が出てしまいました(泣)

幸い、入力内容は保存されているので、全てを入力し直す必要はありません。

ですが、再送信する際には入力内容を良く確認する必要があります。途中からやり直した場合は、住所欄に ” ” がついていたり、3ページ目の「パキスタンに親族が〜」という質問の回答がYesになっていたりするので、注意が必要です。

そして、ようやく最後のページまで入力して送信したのに、またまたエラーの表示になったのです。

ウェブの不具合か、システムがおかしいのかと思い、翌日にトライしましたが、やはり同じエラーになりました。

画像サイズも問題ないし、全ての入力したのに繰り返しエラーになったので、Websiteにあったメールアドレスにメールで問い合わせました。

そしたら、すぐに以下のお返事がきました。

Dear Applicant,
Use the browser like mozilla firefox,google chrome,IE+9 and must clear the history and cookies and then temp files form the system and then restart the system then try.
Regards,e-Visa Services Team

それほどパソコンに詳しくないですが、指示されたようにクッキーをクリアにして、開いている他のサイトを閉じて再度やってみました。

再申請後はスムーズにお支払い画面に進みました。

9ページ目(お支払い)

Online VISA Fee Payment で、下の方の「Yes」をチェックして、Pay Nowから支払いへ進みます。

Payment Gateway、Sbi e-pay、PaypalとAxis Bankの4つの選択肢があります。Payment Gatewayは、VISAとマスターカードのクレジットカードとデビットカードで支払いできるようです。
eビザ費用は25USDですが、銀行手数料が2.5% (PayPal の場合は 3.5%) かかります。

私はAXIS BANKからVISAカードで支払いました。Maestroとマスターカード、ビザカードが選択できます。
「Payment Success」になれば支払い完了!

支払いが完了すると、申請を受け付けましたというような、以下の確認メールが届きます。
このメールには、ビザの進捗状況を確認するための申請番号が含まれているので、大切に保管してください。

Dear ——-,

Thank you for applying for e-Visa for visiting India.
We appreciate your interest in visiting India.Your Application has been successfully received with the following details.
Application ID :-
Passport No :-
Nationality :- 
NoteThis acknowledgement email is not Electronic Travel Authorization (ETA).e-Visa application may take up to 72 hours for processing after final submission and a response would be sent to the e-mail provided in the visa application. Final submission of application is not a guarantee for grant of Electronic Travel Authorization (ETA).

 「このメールは電子渡航認証 (ETA) ではありません。e-Visa 申請は最終提出後、処理に最大 72 時間かかる場合があり、回答はビザ申請で提供された電子メールに送信されます。」と注意書きがあります。

eビザ取得完了

申請した次の日には、「Granted」と、ビザが発行されたというメールが届きました!

ホッと一安心


インドeビザは、発行が非常に早いので、急な旅行でも対応できるのが良い点です。とはいえ、早めの申請が安心です。

eビザの印刷

eビザからメールが届いたら、印刷してインド旅行に持参します。デリーのイミグレーションで提示しました。

eビザのウェブサイトの下のほうに、「Print e-VISA Application」とあります。そこからApplication Id、生年月日、パスポート番号などを入力すると表示されます。

インド旅行出発前に印刷をして、パスポートと一緒にしておきましょう。

注意点とコツ

eVISAを申請するにあたっての注意点とコツをお伝えします。

準備が大切

画像データ、パスポート、支払い用のクレジットカード、インドの滞在先、両親の情報などをあらかじめ用意しましょう。

パソコンのウェブプラウザは、mozilla firefox、google chrome、Internet Explorer 9以上の環境が推奨されるそうです。また、念の為、履歴とクッキーを消去しておきましょう。もし何度か申請を繰り返している場合は、履歴が残るので、キャッシュをクリアしてからやってみましょう。

早めの申請が安心

eVISAの申請は、旅行予定日の少なくとも4日前までに支払いする必要がある、とウェブサイトにあります。

インドeビザの取得は比較的スピーディーですが、万が一のエラーや入力ミスを避けるためにも、旅行の少なくとも1週間前には申請しておくことをお勧めします。

写真の規定に注意

顔写真の規定は細かいので、事前に適切な写真を用意しましょう。スマホで撮った写真でも大丈夫ですが、背景や照明に気をつけてください。

eビザ申請に取り掛かる前に、顔写真とパスポートの写真ページのファイルを作成しておきましょう。スムーズに申請を進めるためには準備が大事です。

顔写真のデータ:背景は白の写真。画像形式はJPG。サイズは350px✖️350px、10KB〜1MB
パスポート顔写真ページのデータ:画像形式はPDF。サイズ300KB以下

時間に余裕をもつ

eビザの申請には時間がかかります。申請から支払いを行うまでの所要時間は、スムーズにいけば15分前後と思います。が、エラーが起きたり、写真のアップロードがうまくいかないなど、予想外に時間がかかる場合があるでしょう。

急いだり、焦って行うと、入力ミスや思わぬところで間違いが生じることもあります。時間に余裕を持って、落ち着いて進めましょう。申請情報をページごとに保存しながら進めると安心です。

準備をしっかり行うことで、スムーズな申請につながると思います。

これらの情報は、私がインドeビザを取得した2024年10月の情報です。最新のものと異なる場合がありますので、ご自身で確認しながら行ってくださいね。

まとめ

インドeビザの申請は、オンラインで手軽にできる反面、入力項目が多いため時間がかかることもあります。私のようにエラーで何度かやり直すことがあったとしても、最終的には無事に取得できるので、心配しすぎずに取り組んでみてください。申請後は早ければ1日で発行されることが多いので、インド旅行の計画を安心して進めましょう。

旅行の準備が整ったら、あとは素晴らしいインドの冒険が待っています。ビザをしっかり取得して、思い出に残る旅をお楽しみください!

(スポンサーリンク)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次