ホーチミン・タンソンニャット国際空港(Tan Son Nhat International Airport)は、ベトナム最大の都市・ホーチミンの空の玄関口として、国内外の旅行者に利用されています。しかし、そのイミグレーション(出入国審査)はいつも長蛇の列。
特に週末や繁忙期は、出国手続きに1時間以上かかることも珍しくありません。時間に余裕を持って空港に行ったはずなのに、出発ゲートに着いたときにはすでにヘトヘト……なんてことにならないために活用したいのが「ファストトラックサービス」です。
今回は、ベトナム出国時に、タンソンニャット空港のファストトラックを実際に体験した内容をもとに、予約方法から当日の流れ、かかった費用まで、詳しくご紹介します。
はじめに
タンソンニャット空港の出入国審査を経験したことがある方は分かると思いますが、長蛇の列で、待ち時間がかなり長くなります。しかもエアコンが充分に効いてない場合は暑くてたまりません。子連れ旅行の時は、子供が飽きてしまうこともしばしば。出入国審査官のスローな動きを目の当たりにして、イラッとせずにはいられません。
タンソンニャット空港には、出国自動ゲートもあるものの、登録が必要で、登録しても使えなかったり、旅行者にとっては意味がないものです。私たちはベトナムのTRC(一時滞在許可証)を保持していて、出国自動化ゲートの登録は可能なはずなのに、12歳以下の子どもは登録出来ないと言われました。(2025年6月の時点)
なので、出国審査に並ぶしかありません。
今回私は夜便でホーチミンからフランスへ行くためにファストトラックを利用しました。夜便は日本(成田・羽田、福岡、関西)、ソウル、パリなど多数のフライトがあるため、出国から荷物検査場はとにかく混雑します。
ファストトラックサービスは、こうした混雑を避け、スムーズに出入国手続きを行うための便利な手段です。
ファストトラックって何?どんなメリットがあるの?
そもそも、ファストトラックってなに?という方に、簡単にご説明しますね。
イミグレーションの“ショートカット”
ファストトラックとは、空港の出入国審査を専用の優先レーンでスムーズに通過できるサービスです。スタッフが専用レーンに案内してくれるため、通常の長い列を避けて最短で出国手続きを済ませられます。これにより、長時間の待ち時間を大幅に短縮することができます。特に、混雑する時間帯には、その効果が顕著です。
こんな人におすすめ
- 小さな子ども連れで待ち時間を減らしたい
- 出国まで空港ラウンジでゆっくり過ごしたい
- 免税店でのお買い物を楽しみたい
- フライト前にストレスを減らしたい
- 体調や年齢の理由で長時間立って並ぶのが大変
- お金を払っても良いから並ぶ時間を短縮したい
- とにかく待つのが嫌
特にタンソンニャット空港の出国審査は、時間帯によっては非常に混雑するため、ファストトラックを利用することで大幅な時間短縮が期待できます。
【体験談】KKdayで予約して実際に使ってみた
KKdayとは?
KKdayは、現地ツアーやアクティビティ、送迎サービスなどをオンラインで予約できる人気の旅行予約プラットフォームです。ベトナムをはじめとしたアジア諸国では、空港送迎やファストトラックサービスの取り扱いも豊富で、旅行者や在住者から支持されています。
私はよく現地ツアーを予約して使っていて、今のところトラブルはありません。

それでは、KKdayからの予約方法をご説明します。
まずはアプリをダウンロード!

ステップ1:搭乗前日までにKKdayアプリで予約
KKdayでは利用前日までに予約完了する必要があります。
私は出発1週間前、KKdayのアプリから「タンソンニャット空港ファストトラック」を予約しました。
他のツアー手配アプリなどもある中で、私がKKdayを選んだ理由は子ども料金の設定があること。12歳未満の子どもには割引が適用され、大人と合わせて合計6,237円(大人3,969円、子ども2,268円)でした。
他の予約サイトを調べましたが、子ども料金の設定があるのはKKdayだけ。子供料金設定がない場合は、大人料金になるので、費用の面で家族旅行にはうれしいポイントです。
ステップ2:メッセージアプリ経由で現地スタッフと連絡
予約後、メッセージアプリZaloで現地スタッフから「フライト情報、待ち合わせ場所と時間を確認して下さい」というメッセージが届きました。Zalo(ザロ)はベトナムで最も使われているメッセージアプリです。ベトナム在住者で使っている方も多いですよね。私の場合はベトナムの電話番号をZaloに登録しているからだと思いますが、kkdayアプリの無料通話やWhatsApp、LINE、カカオトークなど、Zalo以外のメッセージアプリやメールアドレスでも連絡が取れる方法でやり取りします。
出国当日、空港に到着する頃に現地スタッフから「チェックインが終わったら連絡ください」とメッセージがありました。

ステップ3:当日、空港でスタッフと合流
出発当日、フライトの2時間前にタンソンニャット空港の国際線出発ロビー(E・Fカウンター付近)でスタッフと合流。指定された場所に行くと、KKdayのロゴが書かれた札を持った男性スタッフに声をかけられました。

Kkdayの予約票、パスポートと搭乗券を見せると、後をついてくるように言われました。イミグレーション(出国審査)のセキュリティが立っているところで、kkdayの現地スタッフと何やら話し、その後、優先レーンに並ぶように案内されました。

ステップ4:イミグレーションはたったの5分
私たちが列に並んだところで、スタッフは去っていきました。私たちの前には6人ほど並んでいましたが、わずか5分ほどでパスポートに出国スタンプが押されて完了! 通常のレーンよりも、審査官の手続きのスピードが断然早いんです。
通常のレーンは長蛇の列で、30分以上はかかっていたと思います。


料金とサービス比較:KKdayがお得な理由
以下は、今回利用した出国スタンダードプランの料金とサービス比較です。(2025年6月時点)
プラットフォーム | 大人料金 | 子ども料金(12歳未満) | 予約のしやすさ | 特徴 |
---|---|---|---|---|
KKday | 約3,969円 | 約2,268円 | ◎(アプリ&日本語対応) | 子ども料金あり、Zalo連絡がスムーズ |
他サイト(例) | 約4,500円〜 | 子ども料金なし | △ | 英語対応が多く、手続きが複雑なことも |
特に子連れの場合はKKday一択といっても過言ではありません。
利用時の注意点とアドバイス
一点注意したいのが、ファストトラックのスタンダードプランはイミグレーションのみ対象で、セキュリティチェック(保安検査)は通常レーンを使います。この日は15分ほど並びましたが、イミグレーションの時間が短縮できていたので、全体としては非常にスムーズでした。
受託手荷物がある場合はチェックインも余裕を持って
→ カウンターの混雑を考慮して早めの到着をおすすめします。
Zaloのダウンロードと事前登録を忘れずに
→ 日本でLINEが主流ですが、ベトナムではZaloが必須です。
メッセージのやりとりは英語
→ スタッフとは簡単な英語でメッセージのやりとり
フライトの2時間前には空港に到着を
→ 余裕を持って待ち合わせできるようにしましょう。
セキュリティチェックには時間がかかることも
→ ファストトラックで油断せず、時間に余裕を持って動きましょう。
まとめ:タンソンニャット空港のファストトラックは使って正解!
ホーチミン在住者や海外ノマドにとって、出国時のスムーズな移動は旅の快適さを大きく左右します。特にタンソンニャット空港のような混雑する空港では、時間とストレスを減らせるファストトラックサービスは非常に価値ある選択肢です。
実際に体験して感じたのは、「もっと早く知っていればよかった!」ということ。
今回はベトナム出国時にファストトラックを使いましたが、次回はベトナム入国時に、もう迷わずKKdayでファストトラックを予約する予定です。
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日本語対応、子ども料金あり、スタッフとの事前やりとりもスムーズで、はじめての人でも安心です。次回のホーチミン出国時には、ぜひKKdayのファストトラックを活用してみてください!

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