はじめに
日本を飛び出して、世界中の好きな都市で自分のペースでノマドワークをする。
そんな生活に憧れる方も多いのではないのでしょうか。
しかし、海外での生活には多くの不安がつきものです。
特に気になるのが、現地での生活費ですよね。
本記事では、ノマドワーカーにおすすめの生活費が安い国を10ヶ国ピックアップし、それぞれの特徴や魅力、生活費の目安などを詳しく解説します。
また、海外で生活費を節約するためのコツもご紹介します。
これから海外ノマドを検討している女性の方々に、ぜひ参考にしていただければと思います。
生活費が安い国トップ10
※以下、生活費の目安は各国の情勢や物価によって変わっている場合があります。
また、都市によっても異なる場合があります。
1. コロンビア
美しい山々やカリブ海、太平洋に面したビーチを持つコロンビアは、ノマドワーカーに人気の国の一つです。
家賃は米国の平均より79%、生活費全般は57%も安く、非常に生活しやすい環境が整っています。
約200ヶ所のコワーキングスペースがあり、最長12ヶ月のデジタルノマドビザも取得可能です。
メデジンやボゴタなどの主要都市は、豊かな文化と歴史を持ちながらも、手頃な物価で快適な生活ができると人気です。
特にメデジンは「永遠の春」と呼ばれる1年中温暖な気候と、発展著しいテクノロジー産業が魅力。
一方、カルタヘナは美しいカリブ海に面した街並みと、のんびりとしたビーチリゾートの雰囲気が楽しめます。
コロンビアでの1人あたりの生活費は、家賃込みで月額950〜1,200米ドル程度。
ローカルの物価に合わせた節約術を実践すれば、より低予算で快適に暮らせるでしょう。
2. インドネシア(バリ島)
ソーシャルメディアでも人気のバリ島は、ノマドワーカーの聖地の一つ。
インドネシアの生活費は米国の61%、家賃は81%も安く、100ヶ所以上のコワーキングスペースがあります。
一度に連続して滞在できる期間は60日間ですが、5年間有効なオンライン申請可能なビザがあります。
バリ島は、美しいビーチや棚田、豊かな自然に囲まれた環境が魅力。
スピリチュアルな雰囲気漂うウブドや、おしゃれなカフェが立ち並ぶチャングーなど、エリアごとに異なる表情を楽しめます。
島内には多くのヨガスタジオやオーガニックレストランもあり、健康的なライフスタイルを送りたい人にぴったりです。
バリ島での1人あたりの生活費は、家賃込みで月額700〜2,000米ドル程度。
ローカルの市場で食材を調達したり、ローカルプライスの宿泊施設を利用したりすることで、リーズナブルに暮らせます。
3. ベトナム
ベトナムは、豊かな歴史と文化、美味しい料理が魅力の国です。
近年はIT産業の発展が目覚ましく、ホーチミンやハノイには多くのスタートアップ企業が集まっています。
物価が安いことから、ノマドワーカーに人気の国の一つです。
ホーチミンは、ベトナム最大の都市で、活気あふれる街並みとグルメが楽しめます。
一方、首都ハノイは、歴史的な建造物や博物館、公園など見所が豊富。
ダナンは、美しいビーチとモダンな街並みが共存する、新興のリゾート地として注目を集めています。
ベトナムでの1人あたりの生活費は、家賃込みで月額1,000〜1,600米ドル程度。
ストリートフードや地元の食堂を利用すれば、1食3〜5ドルほどで食事ができます。
交通費も非常に安く、バスや電車、タクシーを利用しても1回0.5〜1ドル程度です。
4. タイ
タイは、美しいビーチリゾートと豊かな文化、美味しい料理が魅力の国です。
物価が安いことから、長年ノマドワーカーに人気の国の一つ。
特にチェンマイは、低価格で快適な生活ができる街として知られています。
バンコクは、タイの首都で、ビジネスの中心地。
高層ビルが立ち並ぶ近代的な街並みと、寺院や王宮などの歴史的建造物が共存しています。
プーケットは、アンダマン海に面した美しいビーチリゾート。
ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツが楽しめます。
タイでの1人あたりの生活費は、家賃込みで月額1,000〜1,500米ドル程度。
ローカルの食堂を利用すれば、1食2〜5ドルほどで食事ができます。
日用品や食料品も、ローカルの市場を利用することで、かなり節約できるでしょう。
5. ポルトガル
ヨーロッパの中でも生活費が比較的安いポルトガル。
首都リスボンは、ノマドワーカーに人気の都市の一つです。
家賃込みで月1,500ドル程度あれば、十分な生活が可能。美しい街並みとおいしい料理が魅力です。
ポルトガルは、温暖な気候と豊かな自然、歴史的な建造物が魅力の国。
リスボンは、美しいタイル張りの建物が立ち並ぶ、ヨーロッパでも有数の美しい都市。
ポルトは、ワインの産地として知られ、美しい街並みとおいしい料理が楽しめます。
ポルトガルでの1人あたりの生活費は、家賃込みで月額1,200〜2,000米ドル程度。
ヨーロッパの中では物価が安い部類に入りますが、他の国と比べるとやや高めです。
ただし、食事や交通費などは比較的リーズナブルなので、節約次第で低予算での生活も可能でしょう。
6. メキシコ
メキシコは、カラフルな文化と美味しい料理、美しいビーチが魅力の国。
物価が安いことから、ノマドワーカーに人気の国の一つです。
特にプエルトバジャルタは、美しいビーチとリラックスした雰囲気が魅力のリゾート地。
メキシコシティは、メキシコの首都で、歴史的な建造物や博物館、美術館など見所が豊富。
グアナファトは、カラフルな街並みが美しい世界遺産の街。
オアハカは、先住民の文化が色濃く残る、独特の雰囲気を持つ街です。
メキシコでの1人あたりの生活費は、家賃込みで月額1,000〜1,500米ドル程度。
ローカルの食堂を利用すれば、1食3〜5ドルほどで食事ができます。
交通費も非常に安く、バスや地下鉄を利用しても1回0.5ドル程度です。
7. ブルガリア
ブルガリアは、ヨーロッパの中でも物価が非常に安い国の一つ。
首都ソフィアは、美しい街並みと豊かな文化が魅力の都市で、ノマドワーカーに人気の都市の一つです。
ブルガリアは、黒海に面した美しいビーチリゾートや、山岳リゾートが有名。
ソフィアは、歴史的な建造物や教会、公園など見所が豊富。
プロブディフは、ローマ時代の遺跡が残る歴史的な街。
ヴァルナは、黒海に面した美しいビーチリゾートです。
ブルガリアでの1人あたりの生活費は、家賃込みで月額800〜1,200米ドル程度
ヨーロッパの中でも物価が非常に安く、節約次第では月額500ドル程度での生活も可能です。
ただし、英語が通じない場面も多いため、現地の言葉を少し覚えておくと便利でしょう。
8. ハンガリー
ハンガリーは、ヨーロッパの中でも物価が比較的安い国の一つ。
首都ブダペストは、美しい街並みと豊かな文化が魅力の都市で、ノマドワーカーに人気の都市の一つです。
ハンガリーは、温泉が有名で、ブダペストには100以上の温泉施設があります。
ブダペストは、ドナウ川沿いに広がる美しい街並みが魅力。
エゲルは、ワインの産地として知られ、中世の街並みが美しい街。
バラトン湖は、ヨーロッパ最大の湖で、湖畔のリゾート地としても人気です。
ハンガリーでの1人あたりの生活費は、家賃込みで月額1,000〜1,500米ドル程度。
ブダペストは、ヨーロッパの主要都市と比べると物価が安く、節約次第では月額800ドル程度での生活も可能です。
ただし、ハンガリーも英語が通じない場面も多いため、現地の言葉を少し覚えておくと便利でしょう。
9. チェコ
チェコは、ヨーロッパの中でも物価が比較的安い国の一つ。
首都プラハは、美しい街並みと豊かな文化が魅力の都市で、ノマドワーカーに人気の都市の一つです。
チェコは、世界遺産が多数ある国としても知られています。
プラハは、中世の街並みが美しい旧市街が有名。
チェスキー・クルムロフは、中世の面影を残す美しい街。
カルロヴィ・ヴァリは、温泉リゾートとして人気の街です。
チェコでの1人あたりの生活費は、家賃込みで月額1,200〜1,800米ドル程度。
プラハは、ヨーロッパの主要都市と比べると物価が安く、節約次第では月額1,000ドル程度での生活も可能です。
ただし、チェコも英語が通じない場面も多いため、現地の言葉を少し覚えておくと便利でしょう。
10. ポーランド
ポーランドは、ヨーロッパの中でも物価が比較的安い国の一つ。
首都ワルシャワは、美しい街並みと豊かな文化が魅力の都市で、ノマドワーカーに人気の都市の一つです。
ポーランドは、中世の街並みが美しい都市が多数ある国としても知られています。
ワルシャワは、第二次世界大戦で破壊された後、見事に再建された美しい街。
クラクフは、中世の面影を残す美しい街。
グダニスクは、バルト海に面した港町で、美しい街並みが魅力です。
ポーランドでの1人あたりの生活費は、家賃込みで月額1,000〜1,500米ドル程度。
ワルシャワは、ヨーロッパの主要都市と比べると物価が安く、節約次第では月額800ドル程度での生活も可能です。
ただし、ポーランドも英語が通じない場面も多いため、現地の言葉を少し覚えておくと便利でしょう。
海外で生活費を節約するコツ
海外で生活費を節約するには、下記のような点を意識してみましょう。
- 現地の物価を調べ、予算を立てる
- 外食は控えめにし、自炊する習慣をつける
- 現地のスーパーで食材を買い、節約する
- 長期滞在割引のあるアパートメントやシェアハウスを探す
- 公共交通機関をうまく活用する
- 無駄な買い物は控え、必要なものだけを購入する
- 現地の友人を作り、お得な情報を共有してもらう
- 現地のフリーマーケットやバザーを利用して、安く買い物する
- 観光地よりもローカルエリアの飲食店を利用する
- 両替は手数料の安い場所を選ぶ
- クレジットカードの海外利用手数料を把握しておく
まとめ
海外でのノマドワークは、生活費の安い国を選ぶことで、より充実した体験ができます。
本記事で紹介した10ヶ国は、いずれも物価が安く、ノマドワーカーに優しい環境が整っています。
また、海外での生活費を節約するためのコツを実践することで、より長期的な滞在が可能になるでしょう。
現地の文化に溶け込み、豊かな経験を積みながら、自分らしいノマドライフを楽しんでください。
世界中には、まだまだノマドワーカーに優しい国がたくさんあります。
自分に合った最適な国を見つけて、新しいチャレンジに踏み出してみてはいかがでしょうか。
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